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はじめての転職ガイド
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転職サイトとエージェントの違い|はじめてなら併用が迷いにくい理由

転職を考えて調べはじめたら、「転職サイト」と「転職エージェント」が両方出てきて、どっちを使えばいいのか手が止まっている。
はじめての転職だと、そもそも何が違うのかもピンときませんよね。

先に結論

自分で求人を探すのが「転職サイト」、担当者と相談しながら進めるのが「転職エージェント」で、どちらも基本的に求職者はお金をかけずに使えます。はじめてなら、エージェントで相談しつつサイトで求人を眺める“併用”が迷いにくい進め方です。

この記事でわかること
  • 転職サイトと転職エージェントの違い(しくみ・お金・使い方)
  • それぞれが向いている人
  • はじめての人に「併用」をすすめる理由と、併用するときの注意点

「どっちがいいの?」で止まっていませんか

  • 転職サイトに登録したけど、求人が多すぎて選べない
  • エージェントは押しが強そうで、ちょっとこわい
  • サイトだけで十分なのか、エージェントも使うべきなのか判断できない

エージェントは押しが強そう、と感じる人は少なくありません(調査の数字は「転職エージェントってなに?登録したらどうなる?」の記事で紹介しています)。
一方で、転職サイトにも「求人が多くて取捨選択が難しい」という面があると、doda自身が公式記事で注意点に挙げています。

どちらにも得意・不得意があります。
まずはそこを整理しましょう。

そもそも法律の上でも「別の事業」

転職サイトと転職エージェントは、法律の分類から違います。

転職エージェントは「職業紹介」です。求人と求職の申込みを受けて、雇用関係が成立するように橋渡し(あっせん)をします(出典:職業安定法 第4条第1項)。
有料で行うには国の許可が必要です。

転職サイトは「募集情報等提供」にあたります。企業の求人情報を、仕事を探す人に届けるサービスです。
厚生労働省のリーフレットでも、求人サイトや求人情報誌がこれにあたると説明されています(出典:厚生労働省・都道府県労働局 リーフレット「職業紹介事業者を利用するときに知っておきたいこと」(2021年作成))。

ざっくり言うと、サイトは「求人の情報を届ける場所」、エージェントは「人と会社をつなぐ仲介役」です。

お金の流れの違い

運営のお金の出どころが違います。
マイナビ転職の公式解説では、次のように説明されています。

  • 転職エージェント:採用が決まったときに、企業が紹介手数料(成功報酬)を払う
  • 転職サイト:企業からの求人掲載料で運営される

エージェントは、求職者から手数料を取ることが法律で原則禁止されています(出典:職業安定法 第32条の3第2項)。
しくみや手数料の平均額は「転職エージェントってなに?登録したらどうなる?」の記事でくわしく説明しています。

転職サイトは、主に企業からの掲載料で運営されていて、求職者は基本的にお金をかけずに使えます。
ただし、一部に求職者向けの有料プランがあるサービスもあります。登録する前に、料金のページを確認しておくと安心です。

転職サイトは企業の掲載料で運営され求職者は基本無料、エージェントは採用時に企業が紹介手数料を払い求職者は原則無料

7項目で比べると、こう違う

リクルートエージェント・doda・マイナビ転職などの公式比較をもとにまとめました。

比べる項目転職エージェント転職サイト
求人の探し方担当者が紹介してくれる(自分で探すこともできる)自分で検索する
求人の種類公開求人+非公開求人掲載中の公開求人
応募・日程調整担当者が企業と調整自分で企業とやり取り
書類・面接対策個別に受けられる基本はなし(ノウハウ記事などで自習)
条件の交渉担当者がサポート(年収・入社日など)自分で対応
進めるペース担当者と相談しながら完全に自分のペース
料金(求職者)原則無料(法律で手数料は原則禁止)基本無料(一部に有料プランのあるサイトもある)
エージェントは担当者が求人紹介・日程調整・交渉を支援、サイトは自分で検索・応募。求職者はどちらも基本無料

「非公開求人」ってなに?

インターネット上に公開していない求人のことです。
リクルートエージェントの公式説明では、主な理由として次の3つが挙げられています。

  • 新規事業など、事業の戦略上おおやけにしたくない
  • 急な欠員をスピード重視で埋めたい
  • 人気企業で応募が殺到するのを避けたい

「非公開だから条件がいい」というわけではありません。
あくまで「サイトでは見つからない求人もある」くらいに考えておくとよいです。

実際、転職した人は何を使っている?

厚生労働省の調査で、転職した人が使った方法(複数回答)は次のとおりです(出典:厚生労働省「令和7年転職者実態調査の概況」(2025年調査)、2026年公表)。

  • 求人サイト・求人情報専門誌など:45.1%
  • ハローワークなど:29.6%
  • 縁故(知人の紹介など):22.2%
  • 民間の職業紹介機関:20.9%

いちばん多いのはサイトなどの求人情報で、紹介サービスも5人に1人が使っています。
年代別の利用や、ここ5年の増え方は「転職エージェントってなに?登録したらどうなる?」の記事で紹介しています。

2025年に転職した20〜50代の正社員を対象にした、転職支援会社マイナビの調査も見てみます。
応募の段階で使ったサービス(複数回答)は、対象全体で転職サイト32.8%、人材紹介会社(転職エージェント)19.2%でした。20〜30代に限ると、人材紹介会社は転職サイトに次ぐ2位です(出典:マイナビ「転職動向調査2026年版」(2025年実績)、2026年公表 ※転職支援会社による自社調査)。

サイトを軸にしながら、エージェントも使う人が少なくないことがわかります。
※厚労省の「民間の職業紹介機関」には、エージェント以外の紹介会社も含まれます。2つの調査は対象が違うので、数字を直接は比べられません。

転職した人が使った方法は求人サイト等45.1%、ハローワーク等29.6%、縁故22.2%、民間の職業紹介機関20.9%

はじめてなら「エージェントで相談+サイトで情報収集」が便利な理由

サイトにはサイトのよさがあります。
求人を幅広く見比べられて、自分のタイミングで応募できる。マイナビの総括レポートでも、転職サイトを最も使った理由として「求人数が多い」「自分のペースで活動できる」などが挙がっています。

それでも、はじめての人には併用、とくにエージェントを相談先として使うことをすすめたい理由が3つあります。

理由1:はじめての人がつまずく工程を手伝ってもらえる

書類の書き方、面接での答え方、日程のやり取り、内定後の条件確認。
はじめての転職では、どれも「これで合っているのかな」と迷いやすいところです。エージェントでは、こうした工程を担当者に相談できます(各社公式)。
登録したあとの具体的な流れは「転職エージェントってなに?登録したらどうなる?」の記事、初回の面談が不安な人は「登録後の電話・面談がこわい。断れる?」の記事で紹介しています。

理由2:働きながらだと、日程調整を任せられるのが助かる

平日の日中に企業とメールや電話でやり取りするのは、在職中だと大変です。
エージェントなら、面接の日程調整を担当者に任せられます。
働きながらの進め方は「働きながらの転職活動、何から始める?」の記事でまとめています。

理由3:サイトとエージェントで出会える求人が違うことがある

リクルートエージェントの公式説明によると、企業によっては「エージェントだけ」「サイトだけ」に求人を出している場合があります。
そのため、最初は複数に登録して選択肢を広げるのがよいとしています。

dodaも公式記事で「エージェントで活動全体のサポートを受けつつ、サイトで幅広い求人に自分で目を通す」使い方をすすめています。

エージェントは相談や日程調整、サイトは情報収集や自分のペースで応募。どちらも基本的にお金はかからない。同じ会社に二重で応募しない

エージェントの弱いところも知っておく

公平のために、エージェントのデメリットも書いておきます。

  • 希望の条件によっては、紹介される求人がない場合がある(リクルートエージェント公式)
  • 担当者との相性がある。合わないときは変更を相談できる(doda公式)
  • 紹介されても、応募するかの最終判断は自分

自分はどっち寄り?かんたんチェック

  • 希望の職種や条件がはっきり決まっている → サイト中心でも進めやすい
  • 書類や面接に自信がない → エージェントの対策が役に立つ
  • 平日に企業とやり取りする時間がとりにくい → エージェントの日程調整が助かる
  • 転職するかどうかもまだ迷っている → まずエージェントに相談してみる

リクルートエージェントの公式説明でも、転職すべきか迷っている人や進め方がわからない人はエージェント向き、希望が固まっていて自分のペースで進めたい人はサイト向き、と整理されています。

自分がどちら寄りか見えてきたら、それに合う相談先を候補から探してみるのも一つです。

転職サービスを探す(選ぶだけ・5つの質問)

併用するときの注意点

  1. 同じ会社に二重で応募しない:エージェント経由と、サイトからの直接応募を同じ企業にしないようにします(一般的な注意です)。
  2. サイトから応募するときは担当者に伝えておく:マイナビ転職の公式記事も、こうした共有をすすめています。リクルートエージェントは、併用の報告義務はないものの、他社の選考状況を伝えると日程や内定時期の調整がしやすいとしています。
  3. 応募先と選考状況を自分でも記録する:応募先と選考状況を自分でも記録します(マイナビ転職の公式記事)。一覧にしておくと、二重応募も防げます。

よくある質問

Q1. 転職サイトもエージェントも、お金はかかりませんか?

エージェントは、求職者から手数料を取ることが法律で原則禁止されています。
転職サイトは主に企業からの掲載料で運営されていて、基本的に求職者はお金をかけずに使えます(マイナビ転職の公式解説)。ただ、一部に求職者向けの有料プランがあるサービスもあるので、登録前に料金ページを確認しましょう。

Q2. エージェントに登録したら、サイトは使っちゃだめですか?

使って大丈夫です。各社公式も併用をすすめています。
同じ企業に二重で応募しないことと、応募状況を担当者に伝えておくことだけ気をつけましょう。

Q3. エージェントは何社くらい登録すればいいですか?

決まった数はありません。マイナビ転職は総合型エージェント2社と転職サイト1社といった組み合わせを例に挙げていますが、これは同社の目安です。
はじめは無理のない数から始めて、やり取りの負担を見ながら調整するのがおすすめです。

Q4. 非公開求人のほうが条件がいいんですか?

そうとは限りません。非公開になる主な理由は、事業の戦略上や採用を効率よく進めるためです(リクルートエージェント公式)。
「サイトにない求人に出会える可能性がある」くらいに受け止めておきましょう。

最後に、迷っている人へ

サイトとエージェントは、どちらが正解というものではありません。
エージェントは求職者からの手数料が法律で原則禁止されていて、紹介された求人に応募するかは自分で決められます。合わない担当者なら変更を相談することもできます。

「まずは話を聞いてみる」くらいの気持ちで、相談先を一つ持っておくと、サイトで見た求人の判断もしやすくなります。

次の一歩

自分に合いそうなエージェントやサイトを見比べるところから始めましょう。
「転職サービスを探す」では、5つの質問に選んで答えるだけで、相談先の候補をしぼれます。

かんたん5ステップ

質問 1 / 5 · 利用目的

いま、どんなサポートがほしいですか?

いちばん近いものを選んでください。

文章入力・会員登録なしで使えます。

根拠・公式の説明を見る

職業安定法(第4条、第32条の3)e-Gov法令検索 ↗

厚生労働省・都道府県労働局 リーフレット「職業紹介事業者を利用するときに知っておきたいこと」(2021年作成) ↗

厚生労働省「令和7(2025)年転職者実態調査の概況」(2026年9月25日) ↗

マイナビ「転職動向調査2026年版(2025年実績)」(2026年3月、転職支援会社の自社調査) ↗

マイナビ「中途採用・転職総括レポート2026年版」(2026年5月更新) ↗

リクルートエージェント「転職エージェントと転職サイトの違い」 ↗

リクルートエージェント「非公開求人とは」 ↗

doda「転職エージェントと転職サイトの違い」 ↗

マイナビ転職「転職エージェントと転職サイトの違い」(2026年7月21日) ↗

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